希望者が増加している散骨

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日本では、昭和23年の墓地、埋葬等に関する法律制定以来荼毘に付された遺骨を骨壷に入れて墓地へ納めるのが一般的ですが、古代より死者は自然に還ると考えられていたので海外の国々では一般的な葬送方法の1つとされています。

日本国内では、1991年に葬送の自由を進める会が行った海洋葬以降日本国内での散骨の認知度は80%を超えています。

特に65歳以上の高齢者においては、死生観や価値観の多様化、墓の継承問題、経済的な問題などの影響から全体の約40%が散骨を希望し、国土が狭く墓地が国土の1%を超えている韓国と同様に、墓地を購入する事や墓地を維持する事に対する考え方が大きく変化している為、自然回帰を望む人々を中心に急激に増えています。

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散布場所としては、美しい景観が望める場所や思い出深い場所、生命の母とされる海などが多くなっています。陸地への散布は、散布による風評被害が懸念され、土地の所有者や地域住民の宗教観、自然への影響などへの配慮を熟慮する必要がある為、多くの地域で条例が制定されています。

その為、日本国内の散骨は条例や規制の比較的緩和されている海洋葬が最も多くなっています。
海洋葬は、クルーザーをチャーターして沖合に散布するのが一般的ですが、ヘリコプターや小型飛行機をチャーターして広範囲に散布するケースもあります。

変わり種の散骨としては、高度30kmで水素やヘリウムガスで膨らましたバルーンを破裂させて散布するバルーン葬やロケットで散布する宇宙葬、遺骨や遺灰を火薬に仕込む花火葬などが行われています。



不謹慎かもしれませんが、現在の散骨は非常に夢があるとも言えます。



社会の特徴

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人が亡くなると遺された遺族が故人の葬儀を執り行い、続けて火葬、埋葬という順で弔いの儀式を進めるのが習わしです。しかし最近ではこれらの宗教観に縛られた儀式から脱却し、従来の家族代々の墓地に遺骨を納めるのではなく、自然の中に散骨してもらうことを望む人も増えてきています。...

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よく解る情報

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散骨は昔から希望する人もいましたが、国土の狭い日本では条件が厳しくて、現在でも幅広く認知されているとはいいがたい状況です。遺骨を撒くとなれば人家から遠く離れた場所でなくてはならず、用地の確保が難しいことが原因となっているのです。...

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読めば解る

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自然葬の代表的な存在ともいえる散骨。近年はお墓の維持管理や後継者不足の問題、お墓に対する個人の価値観の変化などの影響を受けて、この散骨を希望する人も増えています。...

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専門知識

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散骨は、現代の日本が抱える少子高齢化や女性の晩婚、人口の都市集中、墓地の価格の高騰などを考慮した場合には最も適した葬送方法であり、地球温暖化に起因する自然保護の観点からみても最も好ましい葬送方法として注目を集めています。散骨は、同じ自然葬に分類される樹木葬と大きく異なり、葬送の為の墓地の購入費用が不要な上に葬送後の管理維持の為の費用や掃除などの手入れも必要無く非常に楽です。...

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